2014年1月15日

東京都知事選は「TPP(安倍晋三)を是とするか否とするか」の選挙である。

当たり前である。
順当なら今後2年半は国政選挙が無いのだし日本の首都東京の都知事選である。安倍政権への信任・不信任、とりわけ日本の行く末を大きく左右するであろうTPPに対して賛否を問う選挙になるのが当たり前だし、そうでなければならない。

安倍氏が最も争点にしたくないのが「TPP」なのだし、だからこそ安倍氏は「わざわざ」原発問題を口にしているのだ。

エネルギー政策は東京都だけでなく国民の課題だ。都知事としての(他の)課題もバランスよく議論されるべきだ

時事ドットコム:「脱原発」争点化をけん制=解釈改憲の時期、言及せず−安倍首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014011300019

【都知事選】脱原発の争点化けん制 安倍首相「バランスよく議論を」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140113/elc14011311270001-n1.htm

安倍首相、「脱原発」争点化に警戒感 都知事選:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASG1F0PK4G1DUTFK006.html

記者の質問に答えて述べた場合は「記者の質問に答えて」と書くのが通例なので、これは安倍氏が聞かれもしないのにわざわざ自分から語ったということである。本当に原発問題を争点にしたくないのであれば黙っていればいいのであって自分から口にするということは本音では争点にして欲しいのである。
宇都宮氏と細川氏が脱原発で票を食い合ってくれたら、安倍氏にとってこんなに都合の良いことは無いのだ。こんなの中学生でも分かる。
小泉純一郎氏が細川氏を支持しているのも安倍氏への反旗どころか強力な援護射撃以外のなにものでも無い。あわよくば宇都宮氏に出馬を断念させることも狙っていたのだろう。

このバカバカしい茶番を大真面目に伝えているマスコミは馬鹿なのではなくおそらく分かってやっているのだろう。彼らもTPPに賛成だから。
少し戻って、仮に安倍氏の発言が記者団の質問に答えたものだったとしても、それはそれだけ安倍氏とマスコミの連携が取れているということに過ぎないのであって、政治家もマスコミもお互い持ちつ持たれつ腐っているのだ。

重ねて言うが、今度の東京都知事選は「TPP(安倍晋三)を是とするか否とするか」の選挙である。
くれぐれも安倍、小泉純一郎、マスコミなどの言うことに惑わされませんように。

−−
(2014年1月15日21時15分追記)
安倍氏の原発問題についての発言はNHK記者の質問に答えたものだったようです。

平成26年1月14日 内外記者会見 首相官邸ホームページ
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0114naigai.html

タグ:都知事選
posted by ぱじぇんと | コメント(5) | トラックバック(1) | 本編
この記事へのコメント
なるべく友人に声をかけて、地道に宇都宮氏に一票を入れて下さい、と話しています。
仲の良い友人に、安倍晋三の正体を伝えると怖がっています。
私も、安倍晋三や自民党は怖い存在なので、ねずみ講のように友人や身内に伝えてみたら、そのうち自民党支持者なんて居なくなるんじゃないでしょうか?
はっきり言って、普通の人間は安倍晋三や自民党は怖い存在ですよ。
真実を知って、支持なんて出来ないですよ。
Posted by ABC at 2014年1月19日 00:47
ABCさん
コメント有難うございます。

安倍政権の売国に反対するのであれば今のところ支持できる候補者は一人しかいないと思われますが、誰を支持するかを表明するのは立候補者が確定する告示日まで待とうと思います。
Posted by プラモデル工作員すだち at 2014年1月19日 08:05
 東京都知事選は「TPP(安倍晋三)を是と
するか否とするか」の選挙である,という
見方は説得的である。
 一方,東京都が東電の第4位の大株主で
あるであるから,定款を変えて脱原発と明
記させることを目指す,つまり,脱原発を
唯一の争点にすべきだという意見もある。
 他方,候補者は65歳以上で若手の出番
はない,「消費税はノ−ダ」元首相は細川
氏を応援しているとかいった攪乱宣伝も盛
んである。

 しかしながら,選挙結果がどうなるにせ
よ,もう少し選挙を楽しむことはできない
ものか。

 『週刊金曜日』の編集委員である宇都宮
氏を個人的に応援したい。なぜなら,私の
故郷の栃木県の県庁所在地が「宇都宮」で
あるからである。
 そう言うとまじめな方々からお叱りを受
けるのが日本。もう少し気楽に投票できな
いものか。
 昔,加藤周一は『夕陽妄語(朝日新聞社)』
で「選挙の時節」と言った。もちろん加藤
が気楽に投票しようといったわけではない
が,せっかく日本国憲法が押し付けられた
結果,20歳以上の日本国民は平等に投票
権を行使できるようになったのである。

 昔は,3円(現在なら1000万円?)
以上の税金を納めなければ,投票権がなか
った。その時代を思い出せば,年に1回ぐ
らいは投票所に足を運びたいものである。

 毎月の投票では仕事に差し障りがあるの
で半年に1度とか,1年に2回とか投票した
い。したがって,猪瀬氏のように,スキャ
ンダルを起こす人が都知事になれば,毎年
選挙が行われ,投票できる。

 選挙管理委員会や役人は日曜出勤なので
普段の2倍の手当がもらえるから,私の管
見に賛成してくれる人も多いと推認するが,
自民党大会では失言,収賄,など警察沙汰
ではなくて,週刊誌沙汰にならないことを
確認し合ってその幕が降ろされたようだ。

 ところで,田嶋陽子氏の天敵,舛添氏で
は女性蔑視発言で議会が紛糾しそうだし,
細川家の重臣でない甘利大臣が「殿,お戯
れを」と言ったそうだが,その細川氏では
原発推進派が多数を占める都議会の抵抗に
遭って,1年以内にその職を抛つ可能性が
高いし,宇都宮氏では経済評論家で『週刊
金曜日』の佐高信氏が都の経済顧問に着任
しそうでオリンピック開催が危ぶまれる上
に,彼に卑怯者と呼ばれた石原元都知事が
反撃に出る可能性も高い。

 そこでない頭を使って考えたのだが,こ
こは,発明家ドクタ−中松氏がいいのでは
ないだろうか。
 いずれにしても高齢の候補者ばかりであ
るが,中松氏なら放射能物質を無害な物質
に変える方法を発明するかもしれない。
多謝妄言。
Posted by 箒川 兵庫助 at 2014年1月21日 16:54
箒川兵庫助さん
ウィットに富んだコメント有難うございます。

あわてて「甘利」+「細川家」を検索したところ、甘利氏は「細川家」ではなく「武田信玄」の重臣だったのですね。細川家の重臣だったらちょっとおもしろかったですね。

“ミニ戦国劇場”甘利氏 細川氏バッサリ「殿、ご乱心」 ― スポニチ Sponichi Annex 社会
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/01/11/kiji/K20140111007363610.html

ところで、宇都宮氏では「オリンピック開催が危ぶまれる」とありますが、東京五輪を返上して一体何がいけないのでしょうか?(宇都宮氏は返上ではなく規模を縮小しての開催を主張しているようですが、)
「バカウヨ安倍氏は問題ないと言ったけど被災地復興が先だから」と説明すれば、まともな国は賞賛こそすれどこも問題視しないと思います。
Posted by プラモデル工作員すだち at 2014年1月21日 17:45
 ご返事が遅れて申し訳ありませんでした。頭の整理整頓ができないものですから投稿してもどこに投稿したのか,思い出せません。イイぱなっし。後を振り返らず。

 しかし年末も近づくと,この1年間の反省は日本人であるから,しなければなりません?そんな想いでやっと貴ブログを再発見しました。
 女性蔑視発言の舛添都知事はラジオ放送ロシアの声で,褒められていました。反自民党と言うより「非自民党」であることは間違いありません:「日本の対ロ制裁は米国の要請である」と内情を暴露しています。しかし,都議会でにたにた笑うだけで都議女性差別発言をことさら問題にしていないし,政党助成金の使い道もヤラセ質問を乗り切り(東京地検もウヤムヤにしたまま),都知事1年間を乗り切ろうとしています。氏素性は隠せないものです。

 さて,沖縄知事選も福島知事選も宇都宮派が落胆しそうな事態になってきました。原子力反対派も反辺野古米軍基地建設派も負けそうです。小生は,基本的に福島県民は応援しないことにしました。沖縄県民も同様です。クリミアやドネツク州やルガンスク州のように,日本国から分離,独立をしようとしない沖縄県民を応援しないこととしました。

 環境省や文科省が定めた基準値はいい加減なモノというより酷い暫定基準値です。この基準値を元にした農産魚介類を販売する福島農民・漁民及び流通業者は「犯罪人」であり,応援できません。風評被害大いに結構。あなた方が選んだ自公民議員がゲンパツ(原発)を推進してきたのではありませんか。しかも事故を起こした後も自公民議員を選んでいるではありませんか。

 遅くなりましたが,「五輪(オリンピック)開催が危ぶまれる」件について苦しい弁明を申し添えます:
 小生の文章表現力が未熟な故に,宇津宮都知事のもとで佐高信氏が経済顧問に就いた場合,オリンピックをやった近年の,諸都市は長野県のように赤字財政に陥ること必定ですから,東京都も財政赤字に陥り,見返りが少ないと言うより赤字なることは,都民のためになりませんので,佐高氏が五輪開催中止・返上を宇津宮都知事に進言するだろうという意味で,「オリンピック開催が危ぶまれる」と書いたのでした。

 ところで小生もとより,『オリンコ−ラ,万歳』を書いた加藤周一の文章(夕陽妄語)を思い出し,あるいは涙を流した柔道の山下氏と涙を流さず当然のこととして受け取った,マラトンの瀬古氏との違いを思い出したとき,オリンピックの政治的利用に反対ですから,東京五輪に多くを期待しておりませんし,むしろ反対です。

 しかし東京一極集中というのは,経済的貧困層を都会に集めることですので,つまり,97%の貧困者を創り出すので,「地方創生」の観点からも反対なのです。建設業界は五輪特需で潤いますが,放射能汚染の東北・フクシマ復興は遅れる一方,限界集落はますます限界に近くなり,地方の農地は荒れ放題になります。土地を耕してナンボの生活は金銭的には豊かではありませんが,精神的に豊かです。ゆえに,
 最高裁判所を地方に持ってくれば,地方に雇用が生まれ,若者の就職選択も増えるはずですので
『地方再生』に役立つだろうと主張してきたのです。放射性廃棄物中間貯蔵施設を地方に作るより,多くの雇用が生まれるはずです。また環境省や文科省も地方に分散・移転させた方が『地方の活性化』につながると思います。

 また何も役所(厄所)が来なくても,五輪開催地が地方になれば,借金は全部国がもつとしても,経済で言うトリクルダウン効果も期待できます。もちろん弊害も出ましょうが,五輪招へいによるさらなる東京一極集中よりはマシだと考えます。よって,国有地を売り払っての地方五輪開催は賛成です。

 あまりまとまりのない文章であり,冗談にもならない話で失礼致しました。
Posted by 箒川 兵庫助  at 2014年10月12日 14:45
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