2014年12月12日

小選挙区制は政党を選ぶ選挙。候補者の人物を判断材料にするのは大間違い

小選挙区制。
日本の国柄にこれほど合わない選挙制度は無いのではないかとさえ思うが、現在この制度が採用されているからには、小選挙区制に沿った投票をせざるを得ない。

まず、小選挙区制は政党を選ぶ選挙であって、候補者の人物を判断材料にするのは大間違い、という大前提に立たなければならない。

小選挙区制の元では、候補者にとって政党からの公認は死活問題。
有権者に耳触りの良いことを言っていても、彼ら政治家は政党の方針には逆らえない。
小選挙区制の元では、候補者は政党の「コマ」と見なす必要がある。

・自民党内の「TPP参加の即時撤回を求める会」という議連が「TPP交渉における国益を守り抜く会」と名前を変えた事実。(Acts for Democracy: 衆院選で問う!―前回2012年衆院選で当選した自民党議員の「TPPに関する政策・公約」リスト
・銀狼西田昌司の変節。

これらを見れば、小選挙区制の元では政党の拘束力がどれほど大きいかが分かる。
「TPP反対」という主張が始めから嘘だったという訳ではなく、彼らも自身の保身に汲々とするただの人間だったということだろう。
議員一人の信念の問題ではない。

党の方針に逆らうのがいかに困難かは、消費増税に反対して民主党から飛び出した小沢一郎と生活の党の凋落ぶりを見ても明らかだ。

小選挙区制の元では、決して、候補者の人物を判断材料にしてはいけない。

ーー

昨日放送されたニッポン放送のラジオ番組「ザ・ボイス」では『選挙直前!政治家はココで見極めろ!』という特集があったらしい。
勝谷誠彦、高橋洋一、佐藤優、青山繁晴、計4名のレギュラーコメンテーターが政治家を見極める要点を披露していたようだ。
ぼやきくっくり | 政治家はココで見極めろ!「ザ・ボイス」より

彼らは政治批評を生業としているのだから、小選挙区制が政党を選ぶ選挙だということくらいは当然分かっている。
にもかかわらず「政治家はココで見極めろ」などとやっているのは、彼らが「芸人」だからだ。

「芸人はテレビ・ラジオに出演させてもらってなんぼ。」
そう思ってやっている。

放送局も放送局だが、コメンテーターもコメンテーターだ。
番組の趣旨に異を唱え、「小選挙区制は政党を選択する選挙。候補者の人物を判断材料にしてはいけない。」と弁を振るう気概の持ち主が、一人くらいは居てもらいたかったものだ。

ーー
(追記)
人のために死ねる人かどうか。
「武士道というは死ぬことと見つけ…

「ぼくは人のために死ねる真の武士です。」 そう言いたいのだな。
相変わらずだのう、青山

タグ:選挙
posted by ぱじぇんと | コメント(0) | トラックバック(0) | 本編
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック