2015年5月12日

テロリストとしての吉田松陰と松下村塾

松下村塾を含む山口・九州の施設を世界文化遺産に登録するよう、イコモス(国際記念物遺跡会議)が勧告した後、これに反発する韓国と日本の間で協議が行われているようだ。
韓国の批判はひとまず置いておいて、松下村塾を世界文化遺産にという安倍政権の思惑が不気味ではある。

もともと日本による世界文化遺産への推薦は「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が先行していたのに、安倍政権主導の元「明治日本の産業革命〜」にすげ替えられている。

NHKの今年の大河ドラマが何故か松下村塾が主役の「花燃ゆ」なのも、官邸の意向が反映されているのではないか。

2018年度から導入されるらしい「道徳の教科化」には、過去の偉人の伝記・逸話なども含められるようだが、「吉田松陰」を美談として入れてくるつもりではないかと訝ってしまう。

過度な「松下村塾あげ」、「吉田松陰あげ」には疑問を覚える。

前記事「わるもん」は本当に「悪もん」かと同様、「ええもん」は本当に「ええもん」(善玉)か、批判的に見る視点が必要だ。
事実、吉田松陰は、当時の幕府要人・間部詮勝の暗殺を計画しており、「テロリストのリーダー」という見方も当然あり得る。

ーー
(追記)
「吉田松陰 テロリスト」で検索して、下記の本や書籍紹介を見掛けた。
Amazon.co.jp: 明治維新という過ち―日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト: 原田 伊織: 本
実は超過激テロリスト? 吉田松陰の不都合な真実 〈dot.〉|dot.ドット 朝日新聞出版

政府、公共放送ともに吉田松陰を持ち上げる中、違う視点で書かれた本が出版されていることを評価したい。


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posted by ぱじぇんと | コメント(0) | トラックバック(0) | 本編
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