2015年5月27日

『慰安婦神話の脱神話化』 第2部 書き写し

「WJFプロジェクト」による動画『慰安婦神話の脱神話化』第2部(全編・高速・無音楽版5分54秒頃〜、通常全編版14分8秒頃〜)。
この部では慰安婦記念碑の文言が示唆する主張を検証しつつ、元慰安婦の悲劇の実態解明が試みられているが、少々、というか、かなり分かりにくい。よって、正確を期すため要約ではなく逐語的に書き写すことにした。(ただし、いくつか見出しの追加を行った。)
大まかな流れは下記。

導入

  • マタイによる福音書引用

  • ニュージャージー州パリセイズ・パークの慰安婦記念碑の文言が示唆する三つの主張を抽出
    (1.慰安婦は全般に自分の意志に反して強制された。2.慰安婦は全般に日本軍に強制連行された。3.慰安婦は日本政府の意志に基づいて強制された。)

  • 第2部の目標説明
    (上記三つの主張の検証)


三つの主張の検証

結論

現在も繰り返されている女性の悲劇・第3部へ
慰安婦活動家が記念碑建立に躍起になっている間、現在も韓国とアメリカの間で女性の悲劇が繰り返されている現状を踏まえ、「悲劇を抑止するためには、何が起きるべきなのか」の考察(第3部)へ。

ーー
以下、動画からの書き写し。()内は映像内容・筆者が追加した見出しなど


なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。
自分の目には梁があるのに、どうして兄弟に向かって、あなたの目からちりを取らせてください、と言えようか。
マタイによる福音書7:3−4


― 第2部 ― 実際に何が起きなかったのか



アメリカ合衆国ニュージャージー州パリセイズ・パーク

2010年、韓国系米国人有権者評議会は、この町に、慰安婦に関するある記念碑を建立した。

IN MEMORY
OF THE MORE THAN 200,000
WOMEN AND GIRLS WHO WHER
ABDUCTED BY THE ARMED FORCES OF
THE GOVERNMENT OF IMPERIAL JAPAN.


碑文には、次の三つの主張が含意されている。

  1. 慰安婦は全般に自分の意志に反して強制された。

  2. 慰安婦は全般に日本軍に強制連行された。

  3. 慰安婦は日本政府の意志に基づいて強制された。


第2部では、この三つの主張を検証し、次の三つの問に答える。

  1. 慰安婦は全般に自分の意志に反して強制されたのか?

  2. 慰安婦は全般に日本軍に強制連行されたのか?

  3. 慰安婦は日本政府の意志に基づいて強制されたのか?


1.慰安婦は全般に自分の意志に反して強制されたのか?



碑文には、「二十万人以上の女性と少女が」日本軍に強制連行されたと書かれている。

「二十万人」という数字は、諸説ある慰安婦の総数の一つである。

つまり、この碑文には、すべての慰安婦が自分の意志に反して強制された女性であったことを含意している。

これは事実だろうか。

慰安婦の中に自分の意志に反して強制された女性が存在したことは事実であろう。

しかしながら

全ての慰安婦が強制されたのだろうか?

(映像:「全てか、」「一部か?」の問)

まず第一に
(1932年から1945年までの日本の占領地の地図)

慰安婦は、主に、当時の大日本帝国を構成していた、日本、朝鮮、台湾から占領地に派遣された。

第二に

ある場所や時点においては、日本人女性が慰安婦の大部分を占めていた。
(映像:慰安婦の内訳円ブラフ)

第三に

当時の朝鮮の新聞紙面に慰安婦の募集広告が散見されるが、このことは、合法的な方法によっても慰安婦が募集されていたことを意味する。
(映像:「『軍』慰安婦急募」の広告の載った新聞 記事と広告の多くは漢字ハングルまじり文で、広告の一部は仮名まじり文)

従って、二種類の慰安婦が存在したことになる。

一つ目の集団。

1.志願した慰安婦

もう一つの集団。

2.強制された慰安婦

この二つの集団は、一つにまざりあっていたことだろう。

ここで、二つの可能性が考えられる。

一つ目の可能性。

1.慰安婦は原則として強制された女性であったが、志願した女性がはからずも含まれていた。

もう一つの可能性。

2.慰安婦は原則として志願した女性であったが、強制された女性がはからずも含まれていた。

この二つは全く異なる別の物語である。

ちょうど、この一つの絵の中に二人の異なる女性を見つけることができるのと同じように。
(映像:見方によって二人の異なる女性が見える絵)

どちらの説明が事実なのだろうか。

2.慰安婦は全般に日本軍に強制連行されたのか?



碑文には、また、二十万人以上の女性と少女が、日本軍によって「強制連行された」と書かれている。

つまり、この碑文は、すべての慰安婦が、日本軍による強制連行の被害者であったことを含意している。

慰安婦は、全般に、このように日本軍に強制連行されたのだろうか。
(映像:「サビニの女たちの略奪」の絵)

言うまでもなく、強制連行されることなく、志願して慰安婦となった女性が存在した。

しかしながら

自分の意志に反して強要された女性はどうだったのだろう?

彼女らは皆、強制連行によって強要されたのだろうか。

第1部で見たように、

女性が強要されるのには三つのやり方が存在した。

1.貧しい親による年季奉公
2.欲深い慰安所経営者や仲介業者による就職詐欺
3.軍紀を犯した兵士による違法動員

従って、慰安婦を次の四つの集団に分類することができる。

1.志願した慰安婦
2.年季奉公によって強制された慰安婦
3.就職詐欺によって強制された慰安婦
4.違法動員によって強制された慰安婦

この四つの集団は、互いにどのような関係に置かれていたのだろう?

3.慰安婦は日本政府の意志に基づいて強制されたのか?



碑文には、また、女性たちが「日本帝国の政府の軍隊によって」強制連行されたと書かれている。

これは、慰安婦が、大日本帝国政府の意志に基づいて強制されたことを含意する。

大日本帝国政府は、アジアの各地で、「二十万人以上の女性や少女」をこのように強制連行するよう軍隊に命じていたのだろうか。
(映像:旧日本占領地の地図+違法動員によって強制された慰安婦模型と共に再び「サビニの女たちの略奪」の絵)

(志願した慰安婦)

まず第一に

当時の大日本帝国(日本・朝鮮・台湾)では、売春は合法とされていた。
(映像:日本・朝鮮・台湾の地図)

そして慰安婦は、元来、また原則として、帝国領内で働いていた売春婦の中から募集されていた。

従って、これらの三つの国には一定の数の志願した慰安婦が存在したはずである。
(映像:日本・朝鮮・台湾の地図+志願した慰安婦の模型)

(人身売買)

第二に

映画「SAYURI(Memoirs of a Geisya)」で描かれたように

これらの土地には、年季奉公の伝統的な慣習が存在し、この慣習は現在は人身売買とみなされているものの、当時は必要悪と考えられていた。
(映像:「MEMOIRS OF A GEISYA」パンフレットと年季奉公で強制された慰安婦の模型)

貧しい親や女性たちは、娘や本人が一定期間楼主の下で働く見返りに、お金を借りる事ができた。

(就職詐欺)

第三に

業務内容を偽って女性を欺く慰安所経営者や仲介業者が存在した。
(映像:就職詐欺で強制された慰安婦の模型)

就職詐欺は特に朝鮮に頻発し、この犯罪を扱った当時の朝鮮の新聞記事はめずらしくない。
(映像:漢字ハングルまじりの新聞記事3つ)

これらの記事は、官憲がこの犯罪を取り締まるために苦慮していた様子も報じていた。

さらに

いくつかの公文書は、慰安婦の募集が合法的に行われるよう陸軍や警察が仲介業者や楼主の監督を徹底するように命じていたことを示唆している。
(映像:公文書3つ)

従って、帝国領内では、強制された慰安婦が存在したものの、慰安婦はあくまで志願に基づくものとして想定されていたことがわかる。

(違法動員)

次に、占領地はどのような状況だったのだろうか。

戦後、慰安婦の違法動員のいくつかの事例が、戦犯裁判で取り上げられた。
(映像:裁判風景の写真2つ)

しかし、「日本軍による二十万人以上の女性と少女の強制連行」という事例は、いずれの戦犯裁判においても裁かれていない。

もしそのような大規模な強制連行が本当に起きていたならば、そのような残虐行為がいずれの戦犯裁判でも裁かれずに済むという事は考えられない。
(映像:「サビニの女たちの略奪」の絵)

実際には、戦犯裁判で裁かれた慰安婦の違法動員の事例も、そのほとんどは単純な強制連行(abduction)ではなかった。

一つのよく知られた事例は、捕虜虐待であり、オランダ人の女性捕虜たちが強制的に慰安婦にされたというものであった。

他の事例は、現地の愛人や売春婦たちが、おそらくは諜報や性病の防止を目的として、軍の管理下に移されたというものであった。

『世界大戦の性の歴史』の著者、アグヌス・ヒルシュフェルトによれば、同様の事例は、第一次世界大戦中のヨーロッパでも起きている。
(映像:「The Sexual History of the World War」表紙)

単純な強制連行(abduction)の事例としては、ゲリラ戦が起きたティモールの小さな村での事例のみが、東京裁判の検察資料の中で発見されている。

しかし、次の事実から、女性の単純な強制連行(abduction)や違法動員全般は、あくまで例外的な事例であったと推定することができる。

その事実とは、大日本帝国領内で募集された慰安婦が、占領地に派遣されていたという単純な事実である。

もし日本人が、本当に、占領地において現地の女性を無差別に拉致することをためらわないほど残忍であったとするならば、

相当の報酬を提示して慰安婦を母国で募集し、わざわざ占領地に派遣する必要は始めから存在しなかったはずであるし、

また、一定の規則を設けて、慰安所経営者や仲介業者に駐留地の周辺で慰安所を運営するよう委託する必要もなかったはずであり、

「性奴隷」の檻を補充したいときには、まわりくどいことをせずに、現地で直接、女性狩りを行ってさえいればよかったことになる。

同じ事は朝鮮の状況にもあてはまる。

慰安婦問題の活動家たちは、当時の朝鮮で日本軍による女性の無差別な拉致が行われていたと主張しているが、

彼らのこの主張は、当時の朝鮮で、その多くは朝鮮人であった楼主や仲介業者の手による就職詐欺が頻発していたという事実と矛盾する。

もし日本人が本当に、慰安婦を集めるために、朝鮮で女性を無差別に拉致するほど残忍であったとするならば、

朝鮮人の楼主や仲介業者らが、従業員の女性をあつめるために、詐欺を働く必要は全く生じず、

朝鮮では、いかなる就職詐欺も見られなかったことだろう。

韓国人の「かわいそうな」元慰安婦たちは、正確には、就職詐欺や年季奉公の被害者なのであって、日本軍による違法動員の被害者ではない。

実際、矛盾にみちた少数の例外的な証言をのぞいて、韓国人の元慰安婦のほとんどの証言はこの点に一致する。
(映像:「証言集T 強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち」韓国語版表紙)

(結論)



全体として

自分の意志に反して慰安婦になった女性は確かに存在した。

しかしながら、女性たちの悲劇は日本政府の意志から離れて発生したものであり、その意志や命令によって生じたものではない。

つまり、慰安婦たちの悲劇は、卑劣で残忍な民族と彼らの邪悪な帝国が計画した類例のない残虐行為といったものではなく、

いつの時代の、また、どのような場所の性産業の現場や戦場でも起きうる一般的な問題が、日本軍の慰安婦制度の中で起きていたにすぎない。

慰安婦活動家たちは、いくつかの特殊な事例を一般化し、また一般的な問題を日本軍に固有の問題であったかのように特殊化し、

慰安婦問題の全体像をゆがめることによって、女性たちの悲劇の本当の原因を覆い隠し、その抑止を妨げてしまっている。

結論

1.慰安婦は全般に自分の意志に反して強制されたわけではない。

2.慰安婦は全般に日本軍に強制連行されたわけではない。

3.慰安婦は日本政府の意志に基づいて強制されたわけではない。

(映像:アメリカ合衆国ニュージャージー州パリセイズ・パーク記念碑の文言を訂正)

(現在も繰り返されている女性の悲劇・第3部へ)



現在、慰安婦活動家たちは、このような虚偽が刻まれた慰安婦碑を、アメリカや世界の各地に増やしている。
(映像:パリセイズ・パークの記念碑)

彼らが、歪曲された物語や憎悪を拡散させることに没頭している間に、
(映像:アイゼンハワー公園の記念碑)

慰安婦と同じ女性の悲劇は、現在も繰り返されている。
(映像:ハッケンサック市の記念碑)

悲劇はどこで繰り返されているだろうか?

皮肉にも

活動家たちの母国である韓国と、

彼らが、嘘にまみれた記念碑の数を増やすことに熱中している国、アメリカとの間で。
(映像:グランデール市の記念碑)

第3部では、女性の悲劇を抑止するために、

偽善者として振舞う代わりに、実際に何が起きるべきなのかを考察する。


【関連記事】
『慰安婦神話の脱神話化』 序章・第1部 概要
『慰安婦神話の脱神話化』 第3部 書き写し

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