2015年12月2日

『名探偵コナン』に見える「属国」日本

長寿アニメの『名探偵コナン』。昨年2014年でコミック連載20周年。来年2016年にはアニメ放映20周年なのだとか。
単発の推理物としてそれなりに楽しめるという面があるのも理由の一つかもしれないが、それにしても長い。
本筋の黒の組織との対決は一向に進まず、コナンが時計型麻酔銃+蝶ネクタイ型変声器で毛利小五郎に成りすまして解決するというエンディングもマンネリ。
水戸黄門の「この紋どころ」や遠山の金さんの「背中に咲かせた遠山桜」も確かにマンネリではあったが、あれはあれで「予定調和の美」というものがあった。見ていて安心した。
だが申し訳ないが、『名探偵コナン』にはそこまでの美学は感じられない。物陰に隠れ、毛利探偵の声色を装ってという点もコソコソしていているし、ぜんぜん晴れやかさが無い。

なにゆえこうも長々と続いているのか?

さらに『名探偵コナン』で気になるのは、作品中、米国のFBIやCIA職員が日本国内で好き勝手に隠密活動をし、それを「当然の事」(良い事)として描かれていること。おまけに拳銃まで所持している始末。
銃刀法違反で明らかな犯罪なのに、何故かコナンはこの犯罪にはだんまりを決め込んでいる。

しかも、コナンの卓越した推理力に目を付けるのはFBIやCIA等のアメリカ政府職員と黒の組織だけで、日本の警察は全く気が付かず。いつも助けてもらうだけの低能ぶり。(なにやら公安かもしれないアムロとかいう人は気付いていたが。)

FBI、CIAに象徴される「アメリカ」を優れたものとするこの描き方、『名探偵コナン』に始まったことではないのかもしれないが、こういった描き方がこの作品の異例とも思える長寿の理由の一つなのではないかと疑りたくなる。
そう言えば、『名探偵コナン』を制作・放映している読売テレビ・日本テレビは、その創設時からCIAと親密な関係だったらしいね。
CIAの協力者としての活動 - 正力松太郎 - Wikipedia

『名探偵コナン』は小さい子供も見る作品。子供に「アメリカ政府職員は優れた人達なので、日本で自由に行動しても良い」なんて刷り込むのはいかがなものか。

とにかく、違法活動・銃刀法違反の容認はいただけません。
ジョディ先生とか逮捕しろや。根性見せろ。

ーー
(追記)
『ワンピース』も無駄に長過ぎる。いつまでやるつもりなのだ?見る気はさらさら無いけど。
本当の名作は『うしおととら』とか『寄生獣』みたいに、「もっと続いて欲しい」と思うくらいに短いものだ。

posted by ぱじぇんと | コメント(0) | トラックバック(0) | 本編
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